甘い言葉に惑わされて



「出たよー。星羅―。髪の毛乾かしてー。」

そう言って甘えてくる聖は年上だ。


「あー、無理。私人の頭乾かすの苦手―。」

っと、いかにもモテないですオーラが出ているのが私。


「・・・・普通そこは“もー!仕方ないなぁ!”だろー」

そう言って漫画を読んでいる私に抱きついて来る。


「冷たっ!漫画に垂れたらどうするのよ!!」

「えー・・・俺でも自分でもなくて漫画?星羅、そんなんじゃモテないよ・・・。」


と哀れむように見てくる聖。



  
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