The Most Beautiful Flower In My Mind.
どうしよう、と、思った。


実は、病院で尿を採ってから


少し、自力でおしっこを出せる様になったので、


母は、痛みと反比例して


『自分で治そう』と思う気持ちになってしまい、


いくら病院を奨めても、


痛い部分にクッションを当て


その場を凌ぐ日々が、何日も続いていた。


何日も夜を徹して、お母さんの腰をさすり続けた。


そして、やっぱり、N伯母ちゃんも


駆け付けてくれて、


1番さすったり、クッションの位置を頻繁に


ずらしたり、してくれていた。


で、これには流石の馬鹿親父も参加して、


代わる代わる母のケアをしていた。
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