「同じ空の下で…」
「…なるほど~…。更新情報が届く仕組みになってるんだ~」
「そうなんだ。あとはメルマガ登録をするようにトップページにリンクを掲載して…完了だ!」
「…でも、タケル…あと14日だよ…?」
「いいじゃん、皆の打ち上げ日程やらイベント後の事も掲示板で話すのに使えるだろう?それに、既にイベント後にもさまざまな団体から出演オファーが来てるし…」
「え~!?そうなんだぁ?」
「…それに、艶香と瞬もこれ使って、日常的に会話…チャットみたいな事できるじゃん?」
「…な、なるほどね~…。って、私たちの投稿内容が皆に…配信されんの?!」
「…別に、自分たち専用の掲示板を作ればいい話…。皆に配信したいなら、迷わず俺は登録するけど?」
「…勘弁してよ…。でも、そうゆう使い方も出来るんだ~…」
「…やっと…出来たなぁ。さて、皆にとりあえずメルマガ登録してもらえるようにメール送るよ。…艶香、ありがとなぁ!」
「いいえ、私は何も…」
嬉しそうにするタケルは、皆にメールを送り始めた。
私は自分のパソコン画面に目を移すと、さっきの続きのデータ入力作業に取り掛かった。