地味子が恋をした


「お金がかかるだろ?
うちなら水道代の代わりにオレのも洗濯!
いいじゃん お互い助かるから」


「ああ まあ・・・」


そう言われると 先立つものがね・・・


世の中お金が一番だからね(笑)


結局一誠の言うとおり 
あたしが一誠のものまで 
洗濯することになったのだ。


*****************


同居から一週間が過ぎる頃
あたしはもう 一誠のことを
異性として好きになっていた。


彼女が居る人に告白なんてしない


こうして傍に居れるのなら
それだけで十分なのだ。


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