地味子が恋をした


いつしか 居るときは一緒にご飯を食べる事が多くなった。


とは言え 作るわけでもないが・・・
お互い買って来たものを広げて食べる感じ。


「お前さ たまには 『一誠!部屋借りて悪いね・・・だからあたしが晩ご飯作ってあげるよ』なんてねーの?」


あっ。。。
それは 考えてた。


好きな人にご飯を作ってあげたい・・・なんて


でも タイミングがなかったし
料理下手だし・・・


「修理が終わるまでには作るわよ!!!
何?催促?光熱費がかかるから?そのくらいはやれ!と?」


いきなり言われたので
可愛くない事を言うあたし


「お前 捻くれてるな・・・別にいいよ」


と すぐにお風呂へ行ってしまった。




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