地味子が恋をした


佳代子はあたしの気持ちを知ってる。


「何かあった?何もない日はさっさとアパートへ帰るくせに!」



「さすがぁー」


「さすがぁーじゃないわよ」


あたしは 一誠が彼女を連れてくるから 早く帰れないと説明すると


「深入りしないのよ!辛いだけだから」


諦めろとばかりに言うのだ。


「判ってる
だから 邪魔しないように家を空けてあげるんじゃん!」


「はぁー・・・」


そうは言っても佳代子は優しい!


今日はトコトンつきあってくれるって(v^ー°)







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