地味子が恋をした
「せっかく人が素直に言ってるのに!
ムカつく野郎だ!」
あたしは一誠のセミダブルのベットにわざと 大の字になった。
両手両足広げて…
「わぁーフカフカで気持ちいい
一誠くんすまないねえー(笑)
今日は硬い床でお休みしてねぇー」
バタバタと身体を動かした。
「テメー!止めろよ!マットの芯が折れるだろ!弁償させるぞ!」
それでもやめないあたし
だって そうでもしてないと 同じ部屋で寝るなんて 緊張して死にそうだから。