地味子が恋をした


とりあえず、うちに上がってもらって招待状に目を通した。


「手直しなんか全く要らない
すごいよ まこちゃん」


「これを郵送して返信は俺んちにしてるから」


しばらく色々話し込んでると、まこちゃんの携帯がなった。


「あっ!やべー」


「奈々ちゃんのお呼びか?」


「おう!忘れてた」


どうやら彼女との約束を忘れてたらしい
慌ててあたしの部屋から飛び出していった。


「大丈夫かな?」


「なにが?」


「彼女に怒られるんじゃない?」


「心配要らないよ!あいつらバカップルか?ッてくらいラブラブだから」


「そーなんだ それなら心配ないね」


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