地味子が恋をした
声をかけてきた人は、爽やか系のいい男
「何かの間違いじゃないですか?」
「間違いとか…言わないでよ
本気で告ってるのに」
本気?
「付き合ってあげてよー
もー ずっとずっと『理央ちゃん理央ちゃん』って
うるさいほどなんだから」
もう一人の男(彰)が口を挟む。
「お前は黙ってろ」
その男の会話を断ちきるのは告白してきた人
「あのー・・・
あたしあなたのこと知らないのでー・・・」
「オレは本田拓海 これが携帯番号
必ず掛けてきて!期待してるから」
と、紙を渡され二人はいなくなった。