地味子が恋をした


「機嫌が良さそうだな~
さては…男でも出来たかぁ-?」


あたしを小馬鹿にした感じで言う。


「なんなの?その口調!
イケない?」


「えっ!マジで?
物好きなヤツ居るんだな」


「ばかにしないでよ!こんなあたしでも、いいって言ってくれる人はいるんだからね」


「ああ そうですか!」


そう言いながらあたしをジーっと見た。


「何よ?」


「感じが違うと思ったら、
お前眼鏡してねーじゃん!
色づいちゃってあはは」


「好きに言ってていいよ
別に・・・」


「まぁ ゼイゼイ飽きられないようにしろよ」


「大丈夫でーす」


なんて…あたし
コクられたと言う自信があったから
そう返した。


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