地味子が恋をした


拓海は黙った。


「あたしが可愛い子だったらよかったのにね
無理してあたしなんか相手して・・・
拓海もジャンケンして負けて最悪だったね 
今ホットしてるでしょう?」


言いたいことを並べるあたし


「ちょっと待てよ
話そう!迎えに行くからそこ離れんな!」


「来なくていいから
言い訳なんか聞きたくないし
拓海の顔なんか見たくもないから」


そうしてあたしは電話を切ったのに
何回も掛けてくる拓海


「電話もしてこないで!
声も聞きたくない!!!」


また、あたしの方から切った
そして、着信拒否。


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