地味子が恋をした
イメチェン



部屋から出るとドアノブに袋がぶら下げてあった。


中身はコンビニのプリン
それもひとつ
そして手紙入り


*********


おはよう
これでも食って元気出せ!
なんて言える立場でないけど


*********


一誠からだ。


こんなものぶら下げて、腐ったらどうすんのよ!


あたしは冷蔵庫へ入れ
また部屋を出て学校へ向かったのだ。


学校へ着くとあたしが行く教室の前に
拓海が友達と居るのが見えた。


あたしを待ってる訳じゃない
偶然なんだろうけど
あたしは会いたくない。


隅の方で二人がいなくなるのを待つことにした。








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