地味子が恋をした
イメチェン
朝
部屋から出るとドアノブに袋がぶら下げてあった。
中身はコンビニのプリン
それもひとつ
そして手紙入り
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おはよう
これでも食って元気出せ!
なんて言える立場でないけど
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一誠からだ。
こんなものぶら下げて、腐ったらどうすんのよ!
あたしは冷蔵庫へ入れ
また部屋を出て学校へ向かったのだ。
学校へ着くとあたしが行く教室の前に
拓海が友達と居るのが見えた。
あたしを待ってる訳じゃない
偶然なんだろうけど
あたしは会いたくない。
隅の方で二人がいなくなるのを待つことにした。