地味子が恋をした


「おい!おい!」
ドアを叩く音が一誠だ聞こえてきた。


こんな時間になんなのよ!
と 言いながら無愛想に扉を開けた。


「ケチャップかしてくれない?」


?ケチャップ?


「そんなのコンビニ行きなさいよ!」


「遠いいじゃん
理央に借りれば 
下降りてコンビニ行くまでに食えるし」


「ちゃんと買い置きしなさいよ」


と 一言文句を言って 
冷蔵庫からケチャップを取りだし一誠に手渡した。


「何食べるの?」


「オムレツ」


「まさかの?手作りではないよね?」


「そうだけど?何か?」


「マジで?」


一誠のおばあちゃんが田舎から野菜を段ボールで送って来たらしく
一誠はああ見えて料理作るのは嫌いじゃないんだって・・・


< 91 / 215 >

この作品をシェア

pagetop