With you 〜君と一緒に〜
   -月曜日の朝ー
 (あっ・・・今日は休みだっけ・・・)
   祝日だから
 「今、何時?」
   午前10時すぎ・・
 「10時かぁ・・・課題でもやろっと・・・」
   そして、来夢は、2時間ぐらいかけて、課題をやった。
   昼ご飯は、朝お母さんが、作ってくれた焼きそばを温めて食べた。
   それから、部屋で、ゴロゴロしてた。。。
   -夕方5時頃ー
   プルルル プルルルル・・・
   電話がなった。
   ガチャ・・
 「はい、もしもし?」
 「あっ、来夢?」
 「えっ!?優?どうしたの?」
 「あのさぁ・・・今、波美のお母さんから電話があって、明日、波美休むかもしれないって。」
 「えっ!?何で??」
 「何かさぁ・・・土曜日から熱があるんだって」
 「まさか・・・」
 「多分さぁ・・悩みすぎて、知恵熱出したんじゃない?」
 「やっぱり・・・」
 (どうしよう・・)
 「何でこんなことになるんだろう・・・」
 「そうだよね・・・ヤバイッ・・また、泣けてきそう・・」
 「何で、うちら仲いいのに・・・」
 「こんなことになるとは、思わなかった・・」
 「ねぇ~。。。本当にどうしようねぇ・・・」
 「だって、まだ優はいいでしょ!うちは、波美と一緒の立場なんだから・・・」
 「まぁ・・・うちは、波美とは、関係ないけど・・でも、来夢とは・・・」
 「いや、うちは、相手が優だから、何とか目立って、アピールして、桜木君を、振り向かせればイイじ  ゃん!? でも、今回の相手は、波美でしょ!?波美は、うちとは、ちがって引いちゃうタイプだか  ら・・・ムズい・・・」
 「だよねぇー・・・波美が、来夢みたいなタイプだったら、ちょっとは気楽なのに・・・」
 「まぁね・・・でも何で相手が波美なんだろう・・・由希とかだったらまだイイのに・・・」
 「でもさっ、由希とさぁ、仲イイじゃん!?」
 「仲イイって言っても、クラスが一緒の時だけだから・・・」
 「そっかぁ・・・」
< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop