チャットの貴方に恋をする


龍弥 「蓮歌ー蓮歌ー

蓮歌 「………どうしましたか?

龍弥さんが私の名前を何度も呼ぶ。私は読んでいた小説を閉じ、キーボードを打った(因みに今回は恋愛も含むファンタジーだ)

龍弥 「蓮歌ー好きって言ってー

蓮歌 「…………何故?

何で言ってほしいんだろう…?そういうのだったら瑠璃ちゃんとかでも良いはずなのに…私はそんなことを考えながらキーボードを素早く打った。

蓮歌 「スキです

一応言ってみた。特に意味もなく、恋愛感情など一切感じさせないぐらいの思いで。

ただ、言われたから言っただけ。

龍弥 「俺もw(キス

蓮歌 「!?//////////

「はぁ!?」

私は顔を文字通り耳まで真っ赤に染めた。

え!?何でキスするの!?する必要無くね!?なんなのいったい!?!?!?

私はそんなことを考えたまま、しばらくの間口を手で覆った状態で動けなくなった。

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