チャットの貴方に恋をする

<恭明さんが入室しました>

恭明か…私は読みかけの本を閉じ、キーボードを打つ。

恭明 「よぉ

蓮歌 「久しぶり(?)

恭明 「そうだなww

恭明と話していても動悸は起きない。

なんでだろーなー…私は小さく首をかしげながらキーボードを打ち続ける。

蓮歌 「なぁ、恭明

恭明 「なんだ?

私は恭明が聞き返したのを確認すると、キーボードを打った。

蓮歌 「恭明の初恋の人ってどんな奴?

恭明 「………………

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