チャットの貴方に恋をする


恭明 「蓮歌は好きなやついんのか?

私が男性経験ゼロなの知ってる癖に…

蓮歌 「恋愛したことないの知ってる癖に…

私は少し頬を膨らませながらキーボードを打った。

恭明は、たぶん苦笑してるだろうなーと私は下らないことを考える。

恭明 「そうだったな、ちなみに恋愛がどんなのかは知ってるか?

蓮歌 「………(首横に振る

恭明 「そうか、まぁ恋愛なんて気の迷いから起きるもんだしな

なんだろう…恭明が先輩って感じがする…

私は少し拗ねながら、キーボードを打った。

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