ケータイ彼女に恋して

出逢い。梅山ナツ



平凡な日常―…
なんて言葉が、

堪らなく幸せに感じたり

堪らなく退屈に感じたりして


あぁ、人間は何て欲深い生き物だ…

なんて思うも


感情なんて無常なモノだと言うように、季節という時の流れは、時に優しく流れて―――


今年もまた、

心地良い春がやってくる――、


恋の季節到来。



今まで何度、同じ事を感じてるんだ。

…なんて思いも、

鼻がむず痒い、この季節が、桜の花びらと共に、心を舞い踊らせ掻き消してくれる―――。
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