ケータイ彼女に恋して
結局の所、社会では
今まで、誰一人として成し得なかった事を
『一番最初にやった人』
を評価するって事だ。
それは、仕方のない事かもしれない。
でも俺は、酷く悲しく感じる。
何か…
可能性を削られていく感覚…
自分の中で
自分の中だけで
生まれた感覚が
二番煎じだと
言われたら…
それは凄く悲しい事だって…
人の人としての個性、いわゆるオリジナリティは
自分が決めるもんなんだ、って
俺は思う。
そう思って、
創作という小説を
作り上げていきたい―…。