ケータイ彼女に恋して


ジリリリリリィッ!!――、


目覚まし時計の音が、俺を深い夢から引き起こす―…


朝か…、また同じような夢を見た気がする。でもどんな夢だったかは、余り覚えていない…

それに、また中途半端だった気がする。

俺は布団から起き上がると、携帯を手に取った。…そして、ガックリと肩を落とす…


あぁ〜、しまった〜!!
今日は月曜だけど、休みじゃん!!

そう三連休。土曜からの。


早起きしたのに、損した気分…

俺は、そのまま布団に転げ落ちた。


まだ寝ようかな…

何かこのまま寝たら、もう一度夢の続きが見れそうな気がするから不思議だ…。


……



眠れない…、寝たいけど眠れない…。

…いや!…せっかくの休みだし、今日は一日中小説を書くか!!

ナツへ向けての
"小説ラブレター"

大量更新だぁ!オー!



――――、


……何も浮かばない…

いや、書けない……

それは、起きて一時間後の事、

何気なく小説サイトへアクセスした事から、

それは始まった――。
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