甘過ぎる彼氏



口元を押さえて目をそらした。



「え…柚希大丈夫?」



「由依華、そんなニヤリとした顔で

心配されても俺困るんだけど…」



あはっニヤニヤしてる

理由バレちゃった。



「だって、柚希可愛いんだもの。」



「俺、オトコだから可愛い

って言われても嬉しくねーの。

可愛いのは由依華だよ。」



最後の一言を耳元で

言われて赤面し柚希を睨むと…

ニッコリ笑われ…



「そんな可愛い顔で睨まれても

怖くないし逆に

襲いたくなるから。」



と言った。

はぁ…

柚希には勝てないわ…



「ねぇ…
お二人さーんここで

イチャつかないで欲しいなぁ〜。
みんな、目のやりどころに

こまってるし、

俺的にも妹がイチャついてるの

見てるのいい気分じゃないしね〜。」



ニコニコと黒い笑みで昇が言った。

あちゃー昇がイライラしてる…



「なに?

大好きな妹とられて嫉妬してんの?

あぁ…

そっか…

あのプレイボーイの

昇クンはシ「あぁーそれ以上言うなー!」



昇の反応をみんな見て

とても笑っていた。

しかし…

ある一人は唇を咬み由依華を

キッと睨んでいた。



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