甘過ぎる彼氏
藍那の両親と会い話をすると
藍那の両親は驚いた。
どこにいるか聞いてみたが
予想していた通り知らなかった。
結局なにも収穫なかった。
俺ら3人は1度家に帰って
情報を収集してから昇の家に
集まることになった。
俺は家に帰りすぐパソコンを
開き人に聞いたり調べたり
したが全くと言っていい程
何も得られなかった。
どうして由依華を
守れなかったのか。
きちんと一緒にいれば
こんなことには
ならなかったのにはずなのに。
そんなことをもはや
起きたことは
どうしようもなかった。
どうにか解決させようと
思ったが由依華がいる場所も
分からない、
はっきりした動機も分からない。
分からないことだらけだった。
そうするうちに
自分の無力さに苛立ちが
募っていった。
ダンッ
苛立ち紛れに机を叩いたが
手より心の方が痛かった。
「由依華っ…
どこにいるんだよ…
俺は由依華が…
お前が居ないと強くないし
かっこよくもないんだよ…
早く帰って来いよ…
俺のとこに…」
写真を見ながらそう言い頭を
抱え涙を流した。
そんなとき電話がなった…