甘過ぎる彼氏



「柚希くん本人の意思だ。

はじめから彼の意思は婚約は

したくない。というもの

だったが、

私ら大人は自らの利益だけを

求めていた。

しかし、新山家、橘家、大矢家の

三家での新プロジェクト会議の

終わりに柚希くんは私ら大人に

婚約を解消さしてほしい。

と言ってきたんだ。

最初は私らも反対だった。

しかし、彼の意思の強さに

私らは負け解消したんだよ。

普通ではあり得ない

ことなんだがな。

今考えても柚希くんの

あれはすごかったなぁ。

なぁ?」



そう感心したように

藍那のお父様は笑いながら

言った。



「そうだなぁ、

あんな暑い息子初めて見たよ。」


そう笑いながら優雅に

歩いてくる時哉さん。



「そ・・・

そんなの認められませんわ!!?」



「そんなこと言われてもなぁ、

藍那、

私たちは、お前を甘やかし

過ぎたのかもしれない。

すまない。

あ、そうだ!!

柚希くん並みに

良い人が近くにいるぞ。」



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