甘過ぎる彼氏
絢の家に着いた。
「いつ見ても大きい…」
「由依華の家の方が大きいでしょ。
さっ入って?
ただいまー。」
「うん。
お邪魔しまぁーす。」
「絢お帰りなさい。
どこいってたの?
あら、由依華ちゃんいらっしゃい。」
と笑顔で私を迎え入れてくれたのは
絢のお母さんの
花崎 紀奈(キナ)さん。
「お…お母さんっ。
由依華を迎えに行ってたの。」
「絢ママさん…
突然お邪魔してすいません。」
「そうなの?
なら、いいわ。
由依華ちゃん、いつも通りに紀奈さんって
呼んでくれると嬉しいんだけど…
そんなこと気にしなくていいわよ。」
「紀奈さんありがとうございます。」