甘過ぎる彼氏



由依華…

可愛すぎる…

あー。

なんか警戒されてる…

ちょっとショックだけど

昨日の今日だから仕方ねぇか。



「由依華?

隣座っていいか?」



「うん、いいけど…」



「晟様の話が終わったら話がある。」



由依華動揺してる…

何を思ってんだ?

それより晟様の話が始まりそうだな。



「皆さん。

まず本日の食事会に集まり

くださった橘家の皆さんと

新山家の者に礼を言おう。

ありがとう。

食事会を開いた理由なんだが…

皆薄々気付いておると思うが…

橘家の柚希くんと我が孫娘の由依華が

婚約した。

それでだ、橘家と新山家の親交を

深めようと思いこの食事会を開いた。

食事会が終わった後は

ビジネスをしてもよいぞ。

では、頂こう。」



晟様が頂こう。と言っただけで両家の皆

箸を動かすとか晟様の権力というか

なんというか…

まぁとりあえずすげー。



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