甘過ぎる彼氏
この声は一弥だな(笑)
由依華に誰とか言われてる。
笑いが止まらねぇ。
「あぁ。
これは失礼致しました。
私、橘 柚希様の執事の
七瀬 一弥と申します。
よろしくお願い致します。」
うぇー。
いつもタメで一弥と話してるから
敬語なんかきもちわりぃー。
「あっそうなんですか!!
誰ですか?なんて言ってしまいすみません。」
「いぇいぇ。
由依華様は悪くありませんので…
悪いのはリビングで由依華様の作った
朝食を堪能しているのほほーんと
しているだろうお方です。
この方がきちんとお伝えに
ならなかった為に由依華様が
誰ですか?と私にお聞きになられる
ようなことになったのですから。
それより早く致しませんと
学校に遅れてしまいますよ?」
地味に俺の悪口言ってるし…
しかも朝食、俺が作ったし…
まぁいいや、早くしないと
遅刻するぽいからな…
「え?
あっはい!
柚希早く行くよ!」