甘過ぎる彼氏



車に乗ってパーティー会場

であるホテルに向かっている間

昇は誰かとメールしていた。



「ねぇ昇誰とメールしてるの?

あっもしかして彼女!?」



ニヤニヤしながら聞いてみると…


「はぁ?

俺彼女作らない派だって知ってるだろ?

フリーが一番楽だし♪」



実は…

昇ってプレイボーイなんですよね…

モテるから仕方ないっていえば

仕方ないんだけど…



「それで誰とメールしてるの?」


「ん?男。」



「えぇー。

昇ってホモだったの!?」



「ちげーよ!!

どうとったらそうなんだよ!!

ただの友達だ!!」



「あー。

びっくりしたー。

てか、私の婚約者って

どんな人なんだろう…」



「楽しみにしとけ。」



ニヤニヤしながら昇は言った。

なんかムカつく。



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