お隣さん家のモテ男くん


「あっ!ごめんね?同じ制服だったし知り合いと似ててさ!」



私と思っている事が同じで親近感が湧いた


「私もバイクの音聞こえて知り合いかと思ってたんですよ!」


「なんだ!一緒な事考えてるじゃん!
にしても、歩きとかだやいでしょ?家までのせてくよ?」



お母さんに斗真じゃない人の後ろに乗せてもらうと怒るんだよな〜


「大丈夫です!」


「じゃあ一緒に歩くよ!最近物騒だし」



そう言って近くの公園にバイクをとめて
一緒に歩いてくれた。



「俺の名前は金谷 雅人《カナヤ マサト》」


「私は星乃 華南です!」


「あ!君が噂の華南ちゃんか!」

ひらめいた顔がそれまた爽やかで。

「斗真からよく聞いてるよ!」


まさか斗真の友達とは知らなくて。
斗真の近くの人間と分かってテンションが上がった


「華南ちゃん斗真の事好きでしょ?」



「えっ!どうしてですか?」


「さっき斗真って言おうとしてたし、今すごい可愛い顔してたからさ。」



そんな雅人さんの言葉にドキドキする

斗真が好きなはずなのに。


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