キラキラ



「はあ!?ちょっ、待てよ!」



俺がそう叫んでも

実衣は振り返らなかった。




昔からそうだ。


くっそ。



「あのガキめ!!」


と、俺が叫ぶと


後ろから髪を引っ張られた。




「よっ。けんちゃん」




ユナだった。






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