~時代を超えた恋~番外編 総司目線
ガラッ

教室に入ると紗綾しかいなかった。

『あ……』

ビクッと紗綾の肩が震えたのを僕は

知らなかった。

『さやさんっ♪』

『じゃあ、説明するね』

『……はい』

紗綾が座っている席の前の席に座る。

『えっと、土方先生が話していたのは文化祭の事』

土方先生って…笑えるな(笑)

『はい』

『で、私達のクラスは、喫茶店をやる事になった…まではいいんだけど、
コスプレって意見があって、
何を着るかを藤原が決める事になったの』

ふーん……って

『なんで僕?』

『ボーっとしていからじゃない?』

そ、そんな……いくらなんでも

酷くないですか?

『じゃ、これで、私もう帰るから』




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