~時代を超えた恋~番外編 総司目線
んー…まぁ、一応

『取り敢えず、教室戻りましょうか』

『はい……』

ここで沈黙……

を破ったのは、君だったよね。

『ねぇ、なんで私に構うんですか?』

『急にどうしましたか?』

『聞いてみたかったから』

『それは……』

好きだから…とかは言えませんしねぇ…

『………いい…す。あと……んでかのじょつくならいの?』

彼女……かぁ…

僕の彼女は後にも前にも君だけですよ?

なんて…言えませんし

『ある人と.約束したんです』

そう言うと紗綾は納得がいかないような

顔をした。

『そっか……あ、教室ついた』

< 38 / 49 >

この作品をシェア

pagetop