~時代を超えた恋~番外編 総司目線
そう言って紗綾がドアに手を掛けようと

した瞬間……

『うわっ!』

後ろから何かに押された感じがして

紗綾へと倒れ込んでしまった

ドンッ

そんな音がした。

『いってぇ……さやさん大丈夫ですか?』

そう呼びかけても返事はない。

『え?さやさん?……さやさん!』

っ!

僕は紗綾をお姫様抱っこして

保健室へと向かった
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