ヴァンパイアから吸婚されてます
秘密
「じゃあね。同じクラスだったらいいね」
暁は転校生として職員室に入っていった。
あたしは急いで教室に向かった。
教室に入ると転校生のことで持ちきりだった。
「くるみ〜転校生うちのクラスだったらいいよね」
「転校生ってどんな人かな〜イケメンかな?」
「やっぱり美女だろ」
あたしはクラスの皆と仲がいい。
皆が話してる転校生は、男でイケメン。
皆と話していると先生が入って来た。
それと同時にホームルームが始まった。
「今日このクラスに転校生がくる。紹介する。石田入れ。」
暁って石田って名字だったんだ…。
知らなかった。
「石田暁です。よろしく」暁が自己紹介したら女の子達から黄色い叫び声が……。
「じゃあ、石田は………緑川の隣の席に座れ」
ええぇぇぇ!?
隣!?
「よろしく。くるみ」
また何か企んでます的な顔して、あたしの隣に座った。
「くるみ!!知り合い!?」
前の席の親友、朝倉麻里。面食い。
麻里が凄いね勢いで聞いてきた。
「うん。まぁね…」
「本当に!?紹介して〜」
いつものように冗談を言った麻里と2人で大笑いした。
「ゴホン!!そこ静かに」
「「はーい」」
先生に怒られたし。
その後、ホームルームは終わった。
「…ん……?」
誰かに肩を揺すられて重い瞼を開けた。
って!!
寝ちゃってた!?
今何時!?
「やっと起きた」
頭の上から暁の声が聞こえる。
ホームルームが終わってその後からぐっすりだったみたい。
キョロキョロ教室を見回したけど誰もいない。
「……ごめん!」
慌てて動いたら、机に広げていたノートにシュッと指先が擦れた。
「いたっ…」
指先が切れて血が滲んでる。
ピリピリと痛みが襲ってきた。
「ったく…」
暁が舌打ちしたと思ったらあたしの手をとって、指先の傷口に舌を這わせた。
「あか、つきっ…いたい」舌のざらざらした感覚が鮮明に伝わってくる。
暁は掴んでいた手を離して耳元で囁いた。
「…お前さ、何したらこんなに旨い血になんだよ」
……………旨い、血?
それってどういう…
……………まさか、ね…。そんな筈ない。暁は先に教室を出ていった。
指先を見るとさっき怪我した筈なのに傷口が見当たらない。
何で?
何で怪我してないの?
1人教室で立ち尽くしていた。
って、次移動教室だっ!!
早く行かないと!
先生に怒られちゃう
結局遅れて怒られちゃった…。
もー最悪。
もう一度指を見たけどやっぱり傷はない。
指を見ていると暁に指を舐められたことを思い出して頬が熱くなる。
あ〜もう!
授業に集中出来ないよ…。実は、移動教室が4時間目だった。
その後いつもどうりの昼休み…………の筈だった。
麻里と屋上の特等席でお弁当を広げる。
「くるみっっ!!片桐先輩がいるっ」
麻里が急に大きな声をあげる。
「えっ!?まー君!?何処!?」まー君こと片桐雅隆。
あたしの幼馴染み。
「うっそ〜。いたらあんたの方が先に気が付くでしょ」
「う〜…」
この事はクラスの人大体知ってるけど……まー君はあたしの好きな人。
すっごく優しくて、かっこいい。
クラスの女の子には応援して貰ってる。
「ほんっとくるみは片桐先輩好きだね…」
「うん!!大好きっ」
暁は転校生として職員室に入っていった。
あたしは急いで教室に向かった。
教室に入ると転校生のことで持ちきりだった。
「くるみ〜転校生うちのクラスだったらいいよね」
「転校生ってどんな人かな〜イケメンかな?」
「やっぱり美女だろ」
あたしはクラスの皆と仲がいい。
皆が話してる転校生は、男でイケメン。
皆と話していると先生が入って来た。
それと同時にホームルームが始まった。
「今日このクラスに転校生がくる。紹介する。石田入れ。」
暁って石田って名字だったんだ…。
知らなかった。
「石田暁です。よろしく」暁が自己紹介したら女の子達から黄色い叫び声が……。
「じゃあ、石田は………緑川の隣の席に座れ」
ええぇぇぇ!?
隣!?
「よろしく。くるみ」
また何か企んでます的な顔して、あたしの隣に座った。
「くるみ!!知り合い!?」
前の席の親友、朝倉麻里。面食い。
麻里が凄いね勢いで聞いてきた。
「うん。まぁね…」
「本当に!?紹介して〜」
いつものように冗談を言った麻里と2人で大笑いした。
「ゴホン!!そこ静かに」
「「はーい」」
先生に怒られたし。
その後、ホームルームは終わった。
「…ん……?」
誰かに肩を揺すられて重い瞼を開けた。
って!!
寝ちゃってた!?
今何時!?
「やっと起きた」
頭の上から暁の声が聞こえる。
ホームルームが終わってその後からぐっすりだったみたい。
キョロキョロ教室を見回したけど誰もいない。
「……ごめん!」
慌てて動いたら、机に広げていたノートにシュッと指先が擦れた。
「いたっ…」
指先が切れて血が滲んでる。
ピリピリと痛みが襲ってきた。
「ったく…」
暁が舌打ちしたと思ったらあたしの手をとって、指先の傷口に舌を這わせた。
「あか、つきっ…いたい」舌のざらざらした感覚が鮮明に伝わってくる。
暁は掴んでいた手を離して耳元で囁いた。
「…お前さ、何したらこんなに旨い血になんだよ」
……………旨い、血?
それってどういう…
……………まさか、ね…。そんな筈ない。暁は先に教室を出ていった。
指先を見るとさっき怪我した筈なのに傷口が見当たらない。
何で?
何で怪我してないの?
1人教室で立ち尽くしていた。
って、次移動教室だっ!!
早く行かないと!
先生に怒られちゃう
結局遅れて怒られちゃった…。
もー最悪。
もう一度指を見たけどやっぱり傷はない。
指を見ていると暁に指を舐められたことを思い出して頬が熱くなる。
あ〜もう!
授業に集中出来ないよ…。実は、移動教室が4時間目だった。
その後いつもどうりの昼休み…………の筈だった。
麻里と屋上の特等席でお弁当を広げる。
「くるみっっ!!片桐先輩がいるっ」
麻里が急に大きな声をあげる。
「えっ!?まー君!?何処!?」まー君こと片桐雅隆。
あたしの幼馴染み。
「うっそ〜。いたらあんたの方が先に気が付くでしょ」
「う〜…」
この事はクラスの人大体知ってるけど……まー君はあたしの好きな人。
すっごく優しくて、かっこいい。
クラスの女の子には応援して貰ってる。
「ほんっとくるみは片桐先輩好きだね…」
「うん!!大好きっ」