【完】ベストフレンド ‐武蔵野 健吾‐
「マジですげーな。 お前らって、実は運命の出会いだったんじゃね?
四聖獣って言ったら、それはもう偉大な神様なんだぞー?
あの有名な『白虎隊』も四神から取ってるんだぞ、知ってたか?
もちろん『玄武隊』『青龍隊』『朱雀隊』もあってだな、それはそれは有名な……」
「あーはいはい、凄い凄い」
「ちょ、お前会津藩馬鹿にしてね?
マジでカッコイイんだから、もっと語らせろよー……」
「ゲームから得た情報をひけらかすなよ」
「でも日本史に役立つぜ?」
信吾はニヤリと笑い、本棚から神話の本や歴史の本を持ち出してきた。
その本を見ながら、小一時間……信吾は熱く熱く歴史を語り続けた。