雨と飴とアメーバ
外は真っ暗
私とユウがいるこの部屋も真っ暗だった
「眠いんだよ」
「私もだよ?でも、まだ話すことあるの!」
「明日きく」
そう言ってユウは布団を引っ張り壁の方を向いてしまった
もう喋りかけても返事をしてくれないだろうから、しょうがないから私もユウの背中にひっついて目を閉じた
ユウは部活とかの後で疲れてて帰ってくる
高校に入ってからはほとんど家におらず、あまり私をかまってくれなくなった