さよなら大好きだったよ。
「どうしよう・・・」
思わずあたしは呟いてしまう。
小さな声だったのに、夏樹は聞いてたみたい。
「何不安になってんだよ!
巧と帰れるんだぞ!」
・・・夏樹が言うと、何か――。
「気持ち悪いかも。」
ありゃ。
思ってただけの言葉が、口に出ちゃったみたい。
夏樹は
「なんだと〜!」
と怒りかけたけど、途中でふっと表情を戻すと、
「放課後に校門。遅れんなよ。」
と言って、行ってしまった。
思わずあたしは呟いてしまう。
小さな声だったのに、夏樹は聞いてたみたい。
「何不安になってんだよ!
巧と帰れるんだぞ!」
・・・夏樹が言うと、何か――。
「気持ち悪いかも。」
ありゃ。
思ってただけの言葉が、口に出ちゃったみたい。
夏樹は
「なんだと〜!」
と怒りかけたけど、途中でふっと表情を戻すと、
「放課後に校門。遅れんなよ。」
と言って、行ってしまった。