桜色のボタン
学校
いまはお弁当の時間。
親友の 悠里(ゆり)と雑談中ー。
「 夢?本当にゆめなの? 」
「 ぅん…… 」
「 無意識の願望の表れ…」
ブーーッ
あんまりで、飲んでたジュースが吹き出ちゃった。
「 ちょっと、莉乃! 大丈夫? 」
「 うっうん。」
「 っんで。
まぁ、莉乃の願望ってことだ! 」
「 いやいやぃゃぃゃっ そそんなバカな夢ってのはーーっ。 幻覚症状っていうかぁ… 」
「 莉乃みたいな
マヂメちゃんほど
妄想激しい っていうもんねぇ~~~ 」
ぅ゙っ!?
そ…そんなわけ…
ウソでしょ!?わたし――――っ。