double face~裏と表の顔~
「凛!聞いて、うちのクラスの男子がスパイらしき人を見たんだって!!」
「ぐはぁ!!!!!!!!!!!!!!!!」
凛は口に入っていたご飯を吹き出す
林檎は慌ててティッシュを凛に渡す
「ちょっ!!凛、汚いよぉ~…」
「ごめん…あははー…」
「てか、何動揺してんのよ」
「べ…別に」
凛はすぐに話題を変え
「ところで林檎って情報早いよね~…」
「うん!あっ!でも、教えてあげないんだから!だって企業秘密だ•か•ら!!」
「それってなんの企業なの…」
そんな話をしている間に時間が過ぎていき…
キーンコーンカーンコーン
「林檎、チャイムが鳴ったから戻るか」
「うん!」
林檎と凛は屋上から教室へと戻った