もう10年が経ちます
先生はというと…

『先生絶対誕生日忘れてるし』

友達に愚痴を言いながらその日は終わり部活へ向かった

部活が終わりかけたその時

『梨華もしかして今日って?』

『先生気付くの遅いし!!』

笑いながら言ったが内心寂しい気持ちだった…

『部活終わったら残って待ってて』

先生は小声で私に話掛けてきた

『うん、わかった』
よく分からないまま音楽室にいた
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