俺様×優等生‐2人のセンパイ‐
そう考えていると、クィッと袖を引っ張られる。

ん?」

はっと我に返ると、猫を大事そうに抱えた湊さんが

「折角来たんだから、他にもなにかやりませんか」

ってそう言ってくる。

「ん。そうだね。何やろっか?」

「んんー。あ、地味なんですけどコイン落としとか・・・・・・」

指指した先に見える大きい筐体。

「あれでいいの?」

「はい。あまりお金使わなくてもできそうかなって」

「そっか。じゃあ行こう?」

そう行って向かった先。

1区画につきコイン投入のアームが2つある筐体。

椅子も大きめで、要は最大2人が一緒にできるタイプ。

お金をコインに換えると、早速湊さんがちょこんと座る。

「李苑君も一緒にやりましょうよー」

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