俺様×優等生‐2人のセンパイ‐
深呼吸深呼吸・・・・・・。

1回、2回と大きく息を深呼吸。

言うよ、言っちゃうよ・・・・・・。

「あの、め、迷惑でなければ・・・・・・」

うぅぅ、心臓が口から飛び出しそう。

「わ、私と付き合って、いただけませんか・・・・・・!」

言った、言っちゃった。

生まれて初めての告白。

「・・・・・・」

李苑君は沈黙。

私はたまらずきゅっと目を閉じる。

うー、裁判の判決前ってこんな心境になるかなぁ。

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