俺様×優等生‐2人のセンパイ‐
「ん?」
先生の用事頼まれてた俺。
それを片付けて教室に荷物取りに戻ろうとした時だ。
「おい、湊?」
階段をものすげぇ勢いで下っていく湊がいた。
俺が声掛けたのにも気付かなかったみたいで、そのまま走り去ってしまった。
でも、一瞬見えた表情は泣いていたみたいだった。
「あいつ、何かあったのか?」
そこでふと思い出す。
そういや、李苑が湊に呼ばれたって言ってた事を。
「まさか、な」
李苑と湊。
お互いに好意を持ってるってのは端から見てもはっきり分かること。
むしろあれで付き合ってねぇってのが不思議な位だよな。
先生の用事頼まれてた俺。
それを片付けて教室に荷物取りに戻ろうとした時だ。
「おい、湊?」
階段をものすげぇ勢いで下っていく湊がいた。
俺が声掛けたのにも気付かなかったみたいで、そのまま走り去ってしまった。
でも、一瞬見えた表情は泣いていたみたいだった。
「あいつ、何かあったのか?」
そこでふと思い出す。
そういや、李苑が湊に呼ばれたって言ってた事を。
「まさか、な」
李苑と湊。
お互いに好意を持ってるってのは端から見てもはっきり分かること。
むしろあれで付き合ってねぇってのが不思議な位だよな。