俺様×優等生‐2人のセンパイ‐
「まぁ、そうだけど」

納得したのかしないのか分からないような如月。

「うん。だから放っておいて」

李苑のやつ、それだけ言うと鞄持って立ち上がった。

「委員の仕事あるから。それじゃ」

「あいよ」

そんな李苑を見送って、俺も席を立つ。

「ん、お前は帰るの?」

「ああ。じゃあな」

残っててもやる事ねぇしな。

球技大会の委員も何か召集されねぇし。

あいつ捕まえてみるか。

何て事考えながら歩く。

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