その恋、取扱い注意!
「でも湊は忙しいし……」
「俺が忙しいのは、主に株式市場が開いている時間帯なんだよ。だいたい夜は大丈夫」
「ん……」
「それとも俺と同棲するのが嫌なのか?」
「そ、そんなんじゃないよ。あまりにも突然だから、心が追いついてなくて……」
「無理強いはしない。だから、ミミが良いと思った時にもらう事にするよ」
「え?」
「ミミの処女」
「もうっ! 湊のすけべっ!」
「お! 言ったね? 覚悟しておけよ」
湊はいたずらっ子のような笑みを浮かべると、キスをした。
身体が蕩けていくような甘いキス。
このまますべてを湊に奪われてもいいとさえ、思ってしまう。
「もう12時か。送っていくよ」
「もうそんな時間なんだ」
「真夜中だから30分で着けると思うよ」
湊はテーブルの上に無造作に置かれていたキーケースを手にした。
「ほら」
差し出された手を握ると、手を繋いだままマンションを後にした。
「俺が忙しいのは、主に株式市場が開いている時間帯なんだよ。だいたい夜は大丈夫」
「ん……」
「それとも俺と同棲するのが嫌なのか?」
「そ、そんなんじゃないよ。あまりにも突然だから、心が追いついてなくて……」
「無理強いはしない。だから、ミミが良いと思った時にもらう事にするよ」
「え?」
「ミミの処女」
「もうっ! 湊のすけべっ!」
「お! 言ったね? 覚悟しておけよ」
湊はいたずらっ子のような笑みを浮かべると、キスをした。
身体が蕩けていくような甘いキス。
このまますべてを湊に奪われてもいいとさえ、思ってしまう。
「もう12時か。送っていくよ」
「もうそんな時間なんだ」
「真夜中だから30分で着けると思うよ」
湊はテーブルの上に無造作に置かれていたキーケースを手にした。
「ほら」
差し出された手を握ると、手を繋いだままマンションを後にした。