その恋、取扱い注意!
「あっ……」

頂を口に含まれ、舌先で先端を転がすように動かされて、身体がビクッと震える。

「気持ちよかったら、声抑えるなよ」

あらゆるところを指や唇に触れられ、全身が敏感になっていく。

ショーツを脱がされ、文字通り一糸まとわぬ姿になった私を湊が欲望の入り混じった瞳で見つめる。

「恥ずか――んっ……」

熱く濃厚なキスに、身体がジンジンと痺れてくる。
ウエストから下へと移動していく手。
湊の指を下腹部に感じ、驚いて身体が跳ねる。

「湊っ」

「どうした?」

「い、今、触れた――」

「触らないと濡れないだろ? と言ってももう濡れてるみたいだけど」

ぬ、濡れるって?

そう考えた時、湊の指が小さな蕾をつまんだ。

「ん、ああっ!」

喉の奥から、絞り出すような声が出てしまう。

< 199 / 437 >

この作品をシェア

pagetop