その恋、取扱い注意!
「や! だめっ! きたな――」
「汚くないよ。ちゃんと濡らさないと俺のを受け入れた時痛むはずだから」
湊に翻弄され汗ばむ肌。
知らなかった初めての世界はかなり痛かったけれど、それ以上に気持ち良くて――
身体と心がひとつに結ばれ、朦朧とする意識の中で優しく抱きしめられた。
「ミミ、ミミ」
「ん……」
「帰るか? それとも泊まってく?」
肩を軽く揺さぶられて、気持ち良い眠りから引き戻された。
「今、何時……?」
そう聞く声は、私の声じゃないみたいに掠れていた。
ハッとして身体を起こすと、Tシャツにグレーのスウェット姿の湊がベッドの腰を掛けていた。
「11時を回ったところ」
それほど時間が経っていないことにホッとする。
「それにしても声がひどいな。啼かせすぎたか? 喉は痛くない?」
「もうっ! 言わないでっ」
湊に翻弄された時間を思い出して顔が熱くなる。
掛け布団で顔を隠したい心境だ。
「汚くないよ。ちゃんと濡らさないと俺のを受け入れた時痛むはずだから」
湊に翻弄され汗ばむ肌。
知らなかった初めての世界はかなり痛かったけれど、それ以上に気持ち良くて――
身体と心がひとつに結ばれ、朦朧とする意識の中で優しく抱きしめられた。
「ミミ、ミミ」
「ん……」
「帰るか? それとも泊まってく?」
肩を軽く揺さぶられて、気持ち良い眠りから引き戻された。
「今、何時……?」
そう聞く声は、私の声じゃないみたいに掠れていた。
ハッとして身体を起こすと、Tシャツにグレーのスウェット姿の湊がベッドの腰を掛けていた。
「11時を回ったところ」
それほど時間が経っていないことにホッとする。
「それにしても声がひどいな。啼かせすぎたか? 喉は痛くない?」
「もうっ! 言わないでっ」
湊に翻弄された時間を思い出して顔が熱くなる。
掛け布団で顔を隠したい心境だ。