その恋、取扱い注意!
もうダメ……そう思った時、フワッと身体が浮いた。
私をお姫様抱っこしながら、歩く湊のキスは止まない。

向かう先はリビングと思いきや、ベッドの上に下ろされた。

このシチュエーションは……。

「湊ぉ、ピザは……?」

湊は私のブラウスのボタンを外し始めている。

「あとで」

「あとでって、冷めちゃう。美味しくなくなっちゃうし」

「あいにく俺は熱いミミが食べたいんだ。もうこっちはトロトロだろう? ピザなんて、また取ればいい」

「みなとっ!」

スカートの中に手が入り、ショーツのクロッチ部分に指がかかる。

「んあっ……」

「ほら、もうすぐにでも受け入れられそう」

「みなとぉ、怒ってるの?」

言葉はそっけないけれど、指は優しく動かす湊。
でも、本気で怒らせてしまったのか心配で、気持ちはエッチどころじゃない。けれど、身体は湊から与えられる快楽に溺れそうになっている。

湊の瞳が戻ってくる。

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