その恋、取扱い注意!
私は幼なじみの湊が大学の時、松下さんのカレで、新宿で営業の時に、ばったり湊に会い、幼なじみだと知られ、結婚を考えているからいろいろ教えてほしいと言われたことを話した。
その時までは仲の良い幼なじみだったが、湊に告白され、自分も好きだったことに気づき、あれよあれよと言う間に婚約したことを一気に話す。
「えっ!? 安西さん、婚約していたの!?」
菊池さんが目を大きく見開いて、食い入るように見つめてくる。
「婚約したのは数週間前で……」
「驚いたわ……やっぱり、松下さんの独りよがりだったのね。彼は安西さんにプロポーズしたんだから」
久我さんが口元をへの字にぎゅっと結ぶ。
「それでも……相談された時に、私も湊が好きだってこと言えばよかったんだよね。そうすればこんなことにならなかったのに……」
「それはあるかもしれないけど、彼女のことだから、安西さんに口を挟ませなかったんじゃない? あ! もしかして、湊さんって私が見たことある人? 以前、松下さんが外でイケメンと話しているって言った時の」
その時までは仲の良い幼なじみだったが、湊に告白され、自分も好きだったことに気づき、あれよあれよと言う間に婚約したことを一気に話す。
「えっ!? 安西さん、婚約していたの!?」
菊池さんが目を大きく見開いて、食い入るように見つめてくる。
「婚約したのは数週間前で……」
「驚いたわ……やっぱり、松下さんの独りよがりだったのね。彼は安西さんにプロポーズしたんだから」
久我さんが口元をへの字にぎゅっと結ぶ。
「それでも……相談された時に、私も湊が好きだってこと言えばよかったんだよね。そうすればこんなことにならなかったのに……」
「それはあるかもしれないけど、彼女のことだから、安西さんに口を挟ませなかったんじゃない? あ! もしかして、湊さんって私が見たことある人? 以前、松下さんが外でイケメンと話しているって言った時の」