その恋、取扱い注意!
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「ただいま~」
BMWのテールランプが見えなくなると、車から下りる時に貰った紙袋を持って家に入った。
実家に寄ればいいのに……と言ったのだけど、湊は寄らずに帰って行った。
おじさんもおばさんも一人息子の湊がいなくて寂しそうなのにな。
「お帰りなさい。早かったのね? 湊くんは? 実家にいるの?」
「ううん。そのまま帰った。はい。おまんじゅう。湊が買ってくれたの」
おまんじゅうの箱を母に渡し、2階へ上がる。
湊から貰ったお土産が早く見たいのだ。
きっと、私が想像しているアメリカ―ンな物だと思う。
でも、持った感じでは小さな紙袋はとても軽くて……。
「ん?」
明るい部屋で紙袋を目の前にかかげて見て目を疑う。
超有名宝石店らしきロゴ。
「まさかね」
湊が宝飾品を買ってくるわけがない。
「ただいま~」
BMWのテールランプが見えなくなると、車から下りる時に貰った紙袋を持って家に入った。
実家に寄ればいいのに……と言ったのだけど、湊は寄らずに帰って行った。
おじさんもおばさんも一人息子の湊がいなくて寂しそうなのにな。
「お帰りなさい。早かったのね? 湊くんは? 実家にいるの?」
「ううん。そのまま帰った。はい。おまんじゅう。湊が買ってくれたの」
おまんじゅうの箱を母に渡し、2階へ上がる。
湊から貰ったお土産が早く見たいのだ。
きっと、私が想像しているアメリカ―ンな物だと思う。
でも、持った感じでは小さな紙袋はとても軽くて……。
「ん?」
明るい部屋で紙袋を目の前にかかげて見て目を疑う。
超有名宝石店らしきロゴ。
「まさかね」
湊が宝飾品を買ってくるわけがない。