自分のため
校庭にイスとかを友達とやっていると
目の前をまゆこが通った。


俺が目で追ってると友達が

「あの子かわいいよな」


とか言ってきた。俺はそのかわいい子
と毎日メールしてんだぜ。とちょっと
得意気になっていると、

「でもあの子彼氏いるらしいよ」


え。





絶望した。よく見たらまゆこの隣に
一個上だと思われる男が近づいて、
しゃべってるのを目の当たりにした。


やっぱそーだよな。その日の夜、


「彼氏いるの?」

とまゆこにメールした。
すぐに返事がきた。

「そーなんだよね(^-^)」


ほんとだったんだ。
改めて凹んだ。


俺の苦労はなんだったんだろう。
< 7 / 9 >

この作品をシェア

pagetop